2008年11月14日金曜日

第二回 ガレ-ジバザ- のお知らせ

2008年12月7日〔日〕 10時ー16時

会場 ; 竹原宅 西宮市松生町6-9 
Tel/Fax ; 0798-71-6145

兵庫こしひかり 新米、こだわり食品(味噌、しょうゆう,砂糖、酢、パスタ、オリ-ブオイル、 青森りんごジュ-ス「特価」 etc.) ワイン など色々な出ます。また、 ソバうち名人のソバも食べてください。

お願い:12月末にネパ-ルの子供達が来日します。帰国の際に文具を もって帰ってもらいます。ノ-ト、ボ-ルペン、画用紙、クレヨンなどがあれば提供をお願いします。

2008年11月13日木曜日

ネパール再訪



ネパール再訪                魚井丈嗣


アンナプルナ山ろくの石楠花
はじめてネパールを訪れたのは、3年前の真っ赤な石楠花の咲き誇る4月の中旬でした。日本の石楠花を見慣れた私には、樹高が10mから20mにも及びゴレパニへのトレッキングコースへの両側で私たちを真っ赤に染め上げるほどに咲き誇る石楠花の素晴らしさに、息を呑むほどに圧倒されました。幸運にも世界遺産であるヒンヅー寺院バクタプールでのお祭りに出くわしたり、カトマンヅの近郊にも多く残る歴史的遺産や自動車の走り抜ける道路をお構いなしにゆっくりと横切る牛の姿にも驚きました。
それから3年、その時ガイドを務めてくれたビシャールさんやその仲間との交流を通じてネパールについての様々な事を少しずつ知る事になりました。
山に住む人達の生活のこと、カースト制度のこと、王制と民主化のはざ間に揺れ動く政治のこと、子供たちの教育のことなどなど。
はじめてのネパール旅行でに同行した竹原さんが、その後も毎年ネパールの山歩きを続けながら、あの国の人達のために何か私たちとしても出来る事で役に立ちたいと言う思いで、衣料を送ったり教育用品をとどけたりというボランティア活動を始めたいというお話を聞きました。私も及ばずながら参加しようと家内にも声を掛けました。
今年春の私にとっての二回目のツアーは、この趣旨に賛同する総勢6人で出かけました。「ネパールのことをもっとよく知ろう」「ボランティア活動のための資金をかせぐバザー用販売品の仕入れをしよう」と盛りだくさんの目的を頭に詰め込んで出かける事になりました。
どんな物を仕入れすれば喜んで買ってもらえるのか、売値はいくら位なら適当か。カトマンヅに長く住んでおられる日本人の方のアドバイスも頂きながらタメルの街やカトマンヅの市内を歩きました。
歩き回って買い集めたものは岩塩、ネパールティ、民族色豊かな衣料品などなど・・・・。資金稼ぎが目的だけに、品物を見る目や値段交渉など全員が真剣そのものでした。
それでも折角のネパール旅行です。ここまできて山を見ずには帰れません。
ポカラから飛行機でジョムスンまで飛んでカリガンダキ河に沿ってタサンヴィレッジまでの3泊4日のトレッキングツアーを堪能しました。
標高8000mを越すダウラギリの鋭鋒を頭上に仰ぐ3000mの山のホテルでの3泊は、朝な夕なに様々に表情を変える山容を眺めての至福のひと時でした。
みなさんも私たちと一緒に一度ネパールに出かけてみませんか。アンナプルナやエヴェレストの威容を眺めるのも良し、赤い石楠花の花の色に染め上げられながらトレッキングするのも良し。


それでも私は今回のツアーで、ビシャールさんやその仲間が集まって私たちと一緒にお酒を飲みながら楽器を奏で、歌をうたい陽気に踊るその姿が忘れられません。

2008年11月3日月曜日

ネパールの選挙

2008 年6月のガレ-ジバザ-風景
2008年4月に行われたネパ-ルの選挙のポスタ-
30/06/2008
ネパ-ルに大きな改革がありました。4月10日の選挙でマオイスト派が第1党になり王制が廃止され国王は宮殿から退去しました。
市民もマオイストがここまで勢力を伸ばしたことに驚いています。マオイストが絶対多数を取っていませんので連立政権が設立されますが問題山積のネパ-ルで経験の乏しい革新勢力による政権運営は容易ではありません。国民の期待に応えられる政治の実現が望まれます。
ガレ-ジ バザ- ご協力ありがとう御座いました。お蔭様で紅茶、岩塩は売り切れました。他の品物も順調に売れ、その結果、約128,000円の利益があり、古着を約20箱送れる資金が集まりました。
この資金の一部でかねてから要望のある鉛筆、ノ-トも送りたいと思います。 鉛筆、ノ-トを安く購入できるル-トがあれば教えてください。現物の提供も大歓迎です。皆さんに食べていただいたミャンマ-のソバについて6月16日の日経夕刊に“JICAの氏原さんが麻薬撲滅と貧しさから脱却するためケシ栽培に代わりソバ栽培を指導し日本へ輸出された。”と報道されていました。

次回 バザ-ルは11月末/12月初めに計画しています。ご協力をお願いします。

古着は昨年9月から今年5月まで26箱 約324kgを送りました。船便はおよそ3ヶ月で順調にカトマンズに到着しています。送料の総額は218,020円でした。           

旅を終えてポ-タ-達と










旅を終えてポ-タ-達と、ホクスンド湖 ドルポ 西ネパ-ル 
ボランティア活動 の趣意書        
                                                  0 3 / 0 3 / 2 0 0 8
  世話人 竹原 伸爾  魚井 丈嗣  佐藤 康夫
ネパ-ルには世界の8,000mを超える高峰14 座のうちエベレストをはじめ8 座 があり世界の屋根と呼ばれています。しかし、経済的にはめぐまれていません。 多くの人が一日1ドル以下の生活をしています。1 昨年11月、10年におよん だ内戦が政府と反政府組織の間で和平協定が調印されましたが、いまだ混乱は 収束しておらず新しい国作りの先は見えていません。ネパ-ルの恵まれた自然 環境は重要な産業資源であり世界各国から多くの人が訪れています。ネパ-ル の旅はキャラバンを組み高山に挑む登山隊、辺境の地を訪れるトレッキング パティ-などの10日から数ヶ月に及ぶ長期になります。ガイド、ポ-タ-、 コックたちがキャラバンを支えます。そして馬やヤクの力も必要です・彼らの 多くは農村の出身であり平時は羊を追い、畑を耕していますが春と秋には農作 業を家族にまかせ現金収入を得るため山に入ります。
〔写真:旅を負えてポ-タ-達とホクスンド湖にて 西ネパ-ル Dolpo 06 2007 ) 彼等の生活は豊かではありません。彼等の衣料は高山のきびしい気候に耐える ものではありません。ゴム草履で荷物を担ぐポ-タ-も少なくありません。重荷を担いで高山を登り降りするため多くのポ-タ-が体 に故障を持ち30歳中頃で山に入れなくなり現金収入の道が絶たれます。日頃懇意なガイド達から彼等の生活を少しでも支援して欲しいとの要望があります。彼らの要望は小学校の建設、改修、奨学金の提供、文具の寄付、医療 環境の向上 など多岐に渉ります。まず、日本の家庭に埋もれている古着を提供する活動を始めました。この活動は昨年9 月に開始し、本年2 月までに13 箱 約167kgの古着を送りました。到着した 古着は箱単位でポ-タ-にくばられ村々に持ち帰られています。