2008年11月3日月曜日

旅を終えてポ-タ-達と










旅を終えてポ-タ-達と、ホクスンド湖 ドルポ 西ネパ-ル 
ボランティア活動 の趣意書        
                                                  0 3 / 0 3 / 2 0 0 8
  世話人 竹原 伸爾  魚井 丈嗣  佐藤 康夫
ネパ-ルには世界の8,000mを超える高峰14 座のうちエベレストをはじめ8 座 があり世界の屋根と呼ばれています。しかし、経済的にはめぐまれていません。 多くの人が一日1ドル以下の生活をしています。1 昨年11月、10年におよん だ内戦が政府と反政府組織の間で和平協定が調印されましたが、いまだ混乱は 収束しておらず新しい国作りの先は見えていません。ネパ-ルの恵まれた自然 環境は重要な産業資源であり世界各国から多くの人が訪れています。ネパ-ル の旅はキャラバンを組み高山に挑む登山隊、辺境の地を訪れるトレッキング パティ-などの10日から数ヶ月に及ぶ長期になります。ガイド、ポ-タ-、 コックたちがキャラバンを支えます。そして馬やヤクの力も必要です・彼らの 多くは農村の出身であり平時は羊を追い、畑を耕していますが春と秋には農作 業を家族にまかせ現金収入を得るため山に入ります。
〔写真:旅を負えてポ-タ-達とホクスンド湖にて 西ネパ-ル Dolpo 06 2007 ) 彼等の生活は豊かではありません。彼等の衣料は高山のきびしい気候に耐える ものではありません。ゴム草履で荷物を担ぐポ-タ-も少なくありません。重荷を担いで高山を登り降りするため多くのポ-タ-が体 に故障を持ち30歳中頃で山に入れなくなり現金収入の道が絶たれます。日頃懇意なガイド達から彼等の生活を少しでも支援して欲しいとの要望があります。彼らの要望は小学校の建設、改修、奨学金の提供、文具の寄付、医療 環境の向上 など多岐に渉ります。まず、日本の家庭に埋もれている古着を提供する活動を始めました。この活動は昨年9 月に開始し、本年2 月までに13 箱 約167kgの古着を送りました。到着した 古着は箱単位でポ-タ-にくばられ村々に持ち帰られています。

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